古いセーラー万年筆と顔料インク蒼墨




久しぶりに万年筆を使いたくなって昔使ってたのを引っ張り出してきた。大昔に買ったセーラーの700円の極細。万年筆は高校生の時代から好きで学校の売店で売っていたメーカー製のもっとも安いモデルをよく使っていた。


染料インクしか使ったことないけど長年放置していたので中でインクが固まっていて新しいカートリッジを入れても書けない。


ペン先を水に浸して中に詰まっているインクの粒子をとった。出るわ出るわ…一日中浸しても途切れず、面倒くさくなって残りはティッシュで拭き取ってカートリッジ突き刺したが普通に使えるようになった。


日中夜水に浸してペン先もきれいになった。


しかし顔料インクは水に滲みにくいと聞いたのでセーラーの蒼墨というインクを買ったのに、普通に水に滲む。しかし色はとても良い。青墨も欲しくなった。


箱の横の製造年月日


いずれは酸化鉄を使用した古典インクのブルーブラックにも手を出してみたいと、密かな欲望…