アルスの高枝切鋏(160ZTR-3.0-5D)のジョイントケースが届いたので修理再開



ヨドバシカメラに注文していたアルスの高枝切鋏(ズームチョキチルトR 160ZTR-3.0-5D)の交換部品(ジョイントケース999ZTR22)¥1010が届いたので中断していた修理を再開。修理といってもジョイントケースを交換するだけだし、それで直る保証もないのだけども。

ヨドバシカメラに8月3日に取り寄せ注文して、8月11日に「メーカー在庫も欠品しており、具体的な入荷予定日の回答を頂く事が出来ない状況です。次回の入荷予定のご案内は、2025年08月25日頃を予定しております。」なんてメールが送られてきたが、なぜか翌日の12日に発送連絡が来て実際に商品も12日中に届いた。不思議な展開。

アルス ズームチョキチルトR 160ZTR-3.0-5D
入ってるのはジョイントケースとレバー内側用の黒いネジ1個。

アルス ズームチョキチルトR 160ZTR-3.0-5D
下が壊れたジョイントケース。
バネが飛んでいってしまった状態だからレバーとケース本体が分離している。

アルス ズームチョキチルトR 160ZTR-3.0-5D
パイプは既に分解してある状態で保管していて、こちらの手順(999ZTR22_replacement.pdf)に従ってジョイントケースを交換するだけだったが、再度組み立てるのがとても大変だった。

写真が分かりづらいが、パイプを組み立てる時は、ジョイントケース内側の突起とパイプの溝の位置を合わせる。

アルス ズームチョキチルトR 160ZTR-3.0-5D

アルス ズームチョキチルトR 160ZTR-3.0-5D

アルス ズームチョキチルトR 160ZTR-3.0-5D
ロッド棒&タイコが、うまい具合にグリップレバーの溝にはまってくれない。これが死ぬほど大変だった。

アルス ズームチョキチルトR 160ZTR-3.0-5D

アルス ズームチョキチルトR 160ZTR-3.0-5D
ロッド棒の位置がグリップレバーの溝と微妙にズレる。

アルス ズームチョキチルトR 160ZTR-3.0-5D
ロッド棒がパイプから数十センチ以上出た状態にして作業するとタイコをはめやすくなったが、ハサミとグリップが連動しなくなったので、やりなおしになった。構造をよくわかっていないのだが、ロッド棒がパイプから数十センチ以上飛び出た状態だと内部で連結がうまくいかなくなる様子。

アルス ズームチョキチルトR 160ZTR-3.0-5D
アルス ズームチョキチルトR 160ZTR-3.0-5D
タイコの穴は表と裏で微妙に大きさが違う。どっちがロッド棒を通す側だかわからなくなってしまったが、大きい方にしておいた(その方が作業しやすそうなので)。

タイコからロッド棒が突き出た状態になるとグリップレバーにはめられなくなるので、僅かに引っ込んだ状態にしておく(公式によると5mm程度引っ込んだ状態が良いらしい)。

アルス ズームチョキチルトR 160ZTR-3.0-5D
アルス ズームチョキチルトR 160ZTR-3.0-5D
ロッド棒はパイプから3cm位しか出ていない状態にして、再度組み立てし直した。ロッド棒がなかなかグリップレバーの溝にはまってくれない点は、ひらすらパイプを左右にぐるぐる回しながらタイコを押し込むことで何とか解決した。メーカーの人達はどうやって入れてるんだろう。

アルス ズームチョキチルトR 160ZTR-3.0-5D
何とかタイコを正確な位置に戻し、グリップを握ってみたが、ハサミは動いてくれない。もしかして内部丸ごと交換が必要な故障か?と不安になりながら念のため最後の仕上げのグリップ回転止めビスをとめた所できちんとハサミが連動して動くようになった。グリップレバーのネジ1個がこんなに重要だとは。

アルス ズームチョキチルトR 160ZTR-3.0-5D
グリップを握った時の感触が以前よりガシャガシャ騒々しい感じになったが、問題なく力を込めてグリップを握って硬い枝も切ることができるようになった。完全に直ったようだ。初め高い送料かけてメーカーに送って修理してもらわないとダメか??と不安になっていた高枝切鋏だが、1000円程度で元通りにできて本当に嬉しい。これも安く部品販売してくれるメーカーのサポートあってだな。他のメーカーもいろいろ良い製品があるのかもしれないけど、とりあえずアルスの高枝切鋏で本当に良かった。アルスは剪定バサミなども良いらしいので、興味を持った。

アルス ズームチョキチルトR 160ZTR-3.0-5D