壊れた高枝切鋏を途中まで分解してみた(アルス ズームチョキチルトR 160ZTR-3.0-5D)



先日壊れてしまった高枝切鋏を途中まで分解してみた。構造も何もわかっていないが、分解してみたら何か修理の糸口見つけられるかな~と思い。 とりあえず分解にあたっては、公式サイトで発表されていた【部品交換方法】ZTR ジョイントケース 交換方法について(999ZTR22_replacement.pdf)を参考にしてみた。 【部品交換方法】ZTR ジョイントケース 交換方法について(999ZTR22_replacement.pdf) 【部品交換方法】ZTR ジョイントケース 交換方法について(999ZTR22_replacement.pdf) 【部品交換方法】ZTR ジョイントケース 交換方法について(999ZTR22_replacement.pdf) 【部品交換方法】ZTR ジョイントケース 交換方法について(999ZTR22_replacement.pdf) とりあえずロッド棒のタイコはすぐわかった。 ロッド棒のタイコ 書いてある通りにグリップ回転止めビスをはずす。 グリップをパイプから引き抜く。 グリップストッパーを解除し、グリップを開く。
この時グリップとパイプの角度に無理が生じてロッド棒が少し曲がってしまった。
ここは要注意。
パイプの中はこうなってる しかしこのロッド棒、15年選手のせいかガッシリ固まってまったく抜けないので呉556先生に登場してもらう。 タイコの所に何度も呉556吹き付けてガチガチやってやっとどうにか抜けた。 タイコとれたー
まんま名前の通り「タイコ」 しかしロッド棒の曲がりが気になる… 一応単体で部品販売はしてるみたいだけど 引き抜いたタイコちゃんとロッド棒
曲がってらー このタイコも120~130円程度で買える。 しかしパイプとグリップを引き離したはいいけど、ここから先どうしたらいいんだ、どこが問題なのか分からないまんまだ、と困りながら公式の分解説明図を見ているうちに、ジョイントケース周りの構造が違っていることに気づいた。

公式サイトのジョイントケースは銀色のレバー部分にバネが付いているが、うちのはバネがなく、銀色レバーと黒いジョイントケース本体と黒い金属棒の3つに分離してしまっている。

壊れた時に衝撃が走ったような気がしたのはバネが弾けて飛んでいったからか… 吹き飛んでしまったバネを見つけられたら直せる(?)かもしれないけど、到底見つけられるような状況ではなかったので、ジョイントケースのバネ単体で売ってないか調べたところ、バネ単体では売っていないが、ジョイントケース本体が1000円程度で買えることがわかった。

公式オンラインショップだとジョイントケースは宅配便扱いになり、送料800円もとられるが、ヨドバシ.comでも税込1010円で販売されていて、送料無料な上に101pt還元されるので即注文してしまった。取り寄せに数日かかるようだが、それでもありがたい。

15年前の製品でも部品をお手頃価格で提供してくれて末永く使える状態にさせてくれるメーカーってほんと良心的よな。

家電やカメラメーカーも見習ってほしいものだ…(昔の日本メーカーはわりと皆こんな感じだった気がするが)。 ジョイントケースだけでなく、アルスの他の製品の部品もヨドバシ.comで送料無料で買える。他のメーカーは他のメーカーで良心的なサポートしてるみたいだが、アルスの高枝切鋏で本当に良かった。

しかし当面「ジョイントケース交換」という判断で済むなら特に分解する必要はなかったな。ジョイントケース交換だけで直るのかちょっと不安だが。

参考:ヨドバシ.com - アルスコーポレーション ARS Corporation 通販【全品無料配達】